子育ての集大成とも言える
高校卒業後の進学
行きたい学校に全員行けるわけではない
親の経済力で
進学できるかどうか左右される
そんなの可哀そう
ではどうするのか・・・
私はもう成人した娘二人を持つ母です
娘が中学~高校の頃
進学にかかるお金のこと
最初は簡単に考えていたけど
奥が深い問題なんだ・・・
と感じました
価値観は人それぞれ
子どもの将来のことを思って進路を決める
でもお金があるかないかで
その進路に影響を及ぼすとしたら
どんな判断をしますか
親として知っておきたいことを
まとめました
親バカの私にとって
耳の痛い話でした
身の丈に合う進学にする
あの時 調べておいてよかった・・・
そんな
親として知っおきたいことを綴りました
小学生ママ
中学生ママ
今からできることに気づけます!
高校生ママ
子どもの金銭感覚は未熟です
親としてどんな判断をするか
参考にしてください!
日本学生支援機構
貸与奨学金についての解説です
分かりやすい説明です!
奨学金だけでは入学金は払えない(日本学生支援機構)
私の若い頃は
大学に行く人は少なかったよ
親世代が十代の頃は
概ね 頭がいい人、お金持ちの人が大学に行く時代でした
昔の奨学金は規定の年月働くと返済不要の育英会などもあり
「奨学金で大学に行く」という話を耳にすることもありました
親世代が大学に進学した割合は少ない時代
つまり 親は行っていないけど子どもは大学に行く
親としても自分が経験していない場合もあるということです
奨学金の返済を経験したことのある親は少ない・・・
現代はほとんどの高校生は進学します
えっ!
昔はあの高校はほとんどの人は就職だったのに・・・
驚いたことに
昔ならほとんどの人が就職していた高校でも
今は大学や専門学校に進学します
「大学を出ないと出世しない」
よく聞く言葉ですよね
大学を出なければ良い会社に入れない・・・
とにかく大学に行かせなければ!
そう思うのは普通のことでしょう
学費くらい準備できている???
そこが 親としてはなかなか難しい問題ですよね!
みんな奨学金を借りている
みんな奨学金を借りるらしいよ
そう!
奨学金を借りている人がたくさんいるみたいだし奨学金を借りて行けばいいね!
私も子どもが中学生の頃はそう思っていました
どんな仕組みかも知らずに・・・
子どもが高1になった春
PTA総会から引き続き「進学説明の公演」があり初めて学費の事、奨学金のことを聞いて驚きました
奨学金では入学金は払えない(日本学生支援機構)
「進学説明会」で聞いた話
日本学生支援機構 貸与奨学金
- 奨学金は月々振り込まれる(まとめて振り込まれるわけではない)
- 最初に振り込まれるのは入学してからの5月頃
- 入学金などの納入金のようなまとまったお金は合格通知をもらったらすぐに振り込む(振り込まなければ合格取り消しの場合もある)
- 奨学金は学生本人の借金
- 返済期間は長い(~20年)
- 給付の奨学金は所得制限がある
へぇ~
奨学金て
学費をまるまる学校に支払ってくれるのかと思ってた
じゃあ
親がお金を準備してないと入学金や前期授業料は
払えないじゃん
初めてその事実を知り
進学する時 相当お金がかかるんだな!
と認識しました
推薦入試の合格発表は11月頃です
専門学校、短大は推薦で決まる人が多いです
一般入試の合格発表は2~3月頃です
奨学金は本人が契約した月々の金額が5月頃から本人の銀行口座に振り込まれるので
合格発表後すぐに振り込むお金は奨学金は使えません
(もし親が払えない場合は 親が銀行などで借りる)
親が銀行のローンを利用する場合
承認がされるまで日にちがかかるので
数か月前にローン申請する方が良い
*高校生は銀行ローンは借りられません
*高校からの話ではお金が間に合わず合格取り消しになる人がいるそうです
つまり
奨学金だけで進学するのは不可能!
では どうやったら奨学金で進学できるのか
学費だけで考えると(生活費を除く)
入学金、入学時納入金、4月納入金は親が準備する
進学先によって金額は様々
奨学金を貯めておき後期以降の納入金を払う
貸与奨学金(返済必要) | JASSO
給付奨学金に該当しない場合は学生本人の借金です
奨学金は5月頃から月々自分が契約した金額振り込まれるのでそれを貯めておき後期授業料に当てたい場合、半年分の奨学金で後期授業料に足りるかどうか計算
という感じに月々の奨学金でまとまった納入金を払うには借りる金額や期間を計算しなくてはなりません(納入金額は何か月の奨学金を貯めれば払えるのか)
*入学時特別増額貸与もありますが入学後に振り込まれます
奨学金は学費だけに使えるというものではない
お金の用途は何に使っても自由
・交通費
・生活費
・家賃
など用途は何でも大丈夫です
借金ですから
使えば使っただけ借金が多くなります
借りれるから借りるのではなく
足りない部分を借金で補うと考えるべき
借金で生活費を払うとしたら質素倹約を心掛けなくては返済が大変になります
大学の奨学金や 給付の奨学金も調べましたが対象になるものはありませんでした
色々な制度がありますが
結局は親が払うか子どもが借金を背負うかということになる人は多いのではないでしょうか
日本学生支援機構 貸与奨学金
貸与奨学金 概略を見てみましょう
申し込みはいつ?
高校生の時に予約できます
各高校で説明があります
申し込み期限に注意しましょう
でも まだ入学できるかわからないし・・・
予約はあとで取り消しもできます
入学した時はバタバタ忙しいし
遠方で一人暮らしの場合なにかと大変です
審査に通らないと困るので必要なら予約しておく方が良いです
高3の春
第一種、第二種の予約
*第一種は無金利です
高3の秋
第二種の予約のみ
進学してからの申し込みはできるの?
進学先で募集があるので申し込みましょう
在学採用
第一種、第二種
申し込みは面倒くさい?
申し込みは面倒くさいかな?
誰が契約するの?
貸与奨学金は
奨学金という名称ですが
借金です
数百万円の借金の契約は
学生本人が行います
日本学生支援機構で動画による説明があります
学生本人が返済するものなので本人が手続きをします
貸与期間にはお金の使い道を記す書類も記入し提出しなければなりません
親は何かすることはある?
親は金額の相談や返済の義務についてアドバイス
保証人はどうするかアドバイス
連帯保証人は原則父母
両親の所得証明書などを準備するよ
金額を決めるのは重要な事です
借金です
将来 借金を返済する・・・
未来に使えるお金が減るのですから
最小限にした方がいいですね
「奨学金なんだから」という考えは甘いです
借金ということを親としてアドバイスしておくことが重要です
高校生が数百万円の借金のことをどれだけ重いことなのか認識できるかで
お金を使う判断や節約の気持ちが変わってきます
なんか重い話になってきました
重い・・・
その重さに気づけるのは大人です
高校生が知っている訳ありませんから
どのくらいお金を借りると返済はどのくらい大変なのか
親が自分の20代、30代の頃に当てはめて考えてみましょう
私は初めこんな考えでした
奨学金は借金だとしてもみんな借りてるでしょ
月に○万円返済くらいなら大丈夫なんじゃない?
奨学金について調べているとこんな文章に出会いました
7年くらい前に読んで今は見つけることができないですが心に残っています
このような内容でした
・現在30代の女性
・18歳の自分に伝えたい
・○百万の重さをどれだけ考えていたのか
・結婚してからの返済のこと
私はこの文章を読んで愕然としました
奨学金は15年とか20年の長期返済です
もし22歳から返済が始まったとして・・・
37歳とか42歳まで返済が続く
結婚しても返済が続く
もし夫婦で奨学金の返済があったらかなりきつそう!
住宅ローンも抱えるかもしれない
子どもの教育資金も必要な頃・・・
借金の額をできるだけ少なくしなかったら大変そう!!
ということに気付きました
この時
身の丈に合った進学にしないと子どもの将来の重荷になる可能性があるということを知り 進学に対する認識を改め 我が家の方針を決めました
(娘二人)
その頃 子どもに話したこと
我が家の場合
・大学に行きたいなら国公立大
(そのくらい努力できるのか)
・私大だとしたら通えるところ
(一人暮らしすると500万円くらい学費以外に必要になるから)
・一人暮らしする場合家賃は自分の借金として奨学金を借りる
2022年3月
私は今ご覧の奨学金についての記事を執筆している時に参考になる記事を見つけました
マリーさんは18歳の自分に向けて手紙を綴っています
実際に奨学金を返済された心境を察することができます
是非ご覧ください
*掲載の承諾は頂いています
高校の次の進学は想像以上にお金がかかります
ちょうどその頃は自動車免許を取りに自動車学校に行ったり
成人式の振袖のことなど
お金がかかることがたくさんあります
なるべく早くから貯蓄したり節約したりして準備した方がいいです
私は女性が働くということ
家庭と両立して働く大変さを体験したり 色々な人との会話で様々なケースがあることを知ることができました
女性の働き方に関する記事もまとめました
こちらもご覧ください
進学に備え親子で話し合う
日本学生支援機構の奨学金は所得制限がありますのでシュミレーションでどんな奨学金を借りることができるか調べておきましょう
奨学金制度の種類と概要 | JASSO
奨学金を借りる時の契約では連帯保証人(原則父母)と保証人を誰かに依頼するか、機関保証を利用するのかの選任もあります
書類を記入するのも時間がかかりますし、必要な書類を揃えなければなりません
貸与期間は報告書も提出します
簡単なことではありません
お金を借りるということを自覚し 進学してしっかり学ぶ決意をすることは子ども自身の意識を引き締めることでしょう
無駄遣いをしない意識も育つかもしれません
もちろん奨学金を借りたことにより進学でき未来が開ける可能性もあります
結果 良かったのか悪かったのかは誰にもわかりません
後悔しないように親子で何回も話題にして意見を擦り合わせていきましょう
まとめ(貸与奨学金)
- 給付奨学金または貸与奨学金の対象かどうかシュミレーションで把握しておく
進学資金シミュレーター | JASSO - 貸与奨学金は学生本人が借りる借金である
- 高校在学中に予約する(あとで取り消しできる)
- 手続きは記入に時間がかかる
- 保証人を依頼するか機関保証を利用する
- 両親の所得証明書などを準備する
- 奨学金では入学金、4月納入金は払えない
- 奨学金は進学した5月頃から月々本人の口座に振り込まれる
- 進学してからも提出書類がある
- 返済は長期(家庭を持つ頃も返済が続く場合もある)
高校生の金銭感覚は未熟です
親が現実的なことをアドバイスしなくては
「みんな奨学金借りるから・・・」と流されてしまうでしょう
借金を返済するのは未来の自分だということ
それでも行く価値があるのか考えて決断する
それが貸与奨学金です
まわりの人は簡単に言います
「せっかくだから 大学に・・・」
「一人暮らしの方が遊べる・・・」
お金があればいいですよ
借金を背負うとしたら
自分にとって相応の価値があるのかを判断をするのは
自分自身です
より良い進学ができますように
高校生は思春期です
なかなか親子で会話するのも難しい時もあります
進路が決まらなくて困る人も多いです
体験談をまとめました
娘が一人暮らしした時の体験談
新生活用品リストもアドバイス満載です
成人式の振袖
レンタルショップに行く前に
これを見て!!
振袖のことぶっちゃけます
ママの振袖を着る
体験談
ネット初心者がTwitterやブログに挑戦しました
アラフォーも アラフィフも
今更だけど・・・
始めてみましょう
想像以上に楽しいですよ!
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